都電荒川線の1日乗車券は400円。
片道170円なので、3回乗れば元が取れます。途中下車しながら沿線を巡るなら、これを使わない手はありません。
この記事では、1日乗車券を使って巡りたいおすすめスポットを紹介します。地元民の視点で、本当に行く価値のある場所だけを厳選しました。
1日乗車券の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | 大人400円、小児200円 |
| 利用範囲 | 都電荒川線全線(三ノ輪橋〜早稲田) |
| 購入場所 | 都電車内(運転士から購入)、三ノ輪橋おもいで館など |
購入方法は車内が一番簡単です。乗車時に運転士さんに「1日乗車券ください」と言えばOK。現金で支払います。


沿線おすすめスポット
三ノ輪橋エリア
ジョイフル三ノ輪商店街【イチオシ】
都電の終点・三ノ輪橋駅を降りてすぐの商店街です。
ここが本当におすすめ。観光地化されていない、地元の人が普通に買い物する商店街なんです。焼き鳥、総菜、青果店…昔ながらのお店が並んでいて、歩いているだけで楽しい。
焼き鳥は1本150円くらいから。揚げ物や総菜も100円台からあって、食べ歩きにぴったりです。お昼前に行って、あれこれつまみながら歩くのがおすすめですよ。


三ノ輪橋停留場
「関東の駅百選」にも選ばれた、レトロな終着駅です。
昭和の雰囲気がそのまま残っていて、映画のロケ地にも使われています。都電と一緒に写真を撮るなら、ここが一番絵になりますね。

三ノ輪橋おもいで館
三ノ輪橋停留場のすぐ横にある、都電のグッズショップです。
入館無料で、都電グッズや沿線のジオラマが見られます。ここでしか買えない限定グッズもあるので、お土産探しにもいいですよ。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 営業時間 | 10:00〜18:00 |
| 定休日 | 火曜・水曜 |
| 入館料 | 無料 |

荒川遊園地前エリア
あらかわ遊園
都内で一番安い遊園地、と言っても過言ではないかもしれません。
入園料は大人800円、小中学生400円。のりもの券も1枚100円からと、とにかくリーズナブル。小さなお子さん連れのファミリーには特におすすめです。
レトロな観覧車や小さなジェットコースターがあって、昭和の遊園地という雰囲気。派手さはないけど、どこか懐かしくてほっこりします。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 営業時間 | 9:00〜17:00(季節により変動) |
| 定休日 | 火曜(祝日の場合は翌日) |
| 入園料 | 大人800円、小中学生400円 |
荒川車庫前エリア
都電おもいで広場
都電の車庫の横にある、小さな展示スペースです。
昭和29年製と昭和37年製の貴重な車両が展示されていて、中に入って運転台で写真を撮ることもできます。都電好きにはたまらない場所ですね。
土日祝のみの開場で、入場無料です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開場日 | 土曜・日曜・祝日のみ |
| 開場時間 | 10:00〜16:00 |
| 入場料 | 無料 |

沿線のバラ(5月・10月)
荒川車庫前周辺は、バラの季節になると沿線が華やかになります。
5月と10月が見頃で、都電とバラを一緒に撮影できるスポットとして人気です。特に三ノ輪橋のバラ花壇は、カメラを持った人で賑わいます。

飛鳥山エリア
飛鳥山公園
「東京で一番低い山」として知られる飛鳥山。標高25.4mです。
山頂へは無料のモノレール「アスカルゴ」で登れます。小さいけれど、ちょっとしたアトラクション気分。子どもは喜びますね。
春は650本の桜が咲いて、お花見スポットとしても有名です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アスカルゴ運行時間 | 10:00〜16:00 |
| 料金 | 無料 |

飛鳥山博物館エリア
飛鳥山公園内には3つの博物館があります。
- 北区飛鳥山博物館
- 紙の博物館
- 渋沢史料館
3館共通券が720円で、渋沢栄一に興味がある方は渋沢史料館がおすすめです。
鬼子母神エリア【おすすめ】
鬼子母神堂
安産・子育ての神様として知られるお寺です。
境内には樹齢700年の大イチョウがあって、都内最大級の大きさ。秋の紅葉シーズンは特に見事です。
参道の雰囲気も良くて、江戸時代から続く門前町の風情が残っています。ゆっくり散策するのにぴったりの場所ですよ。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 参拝時間 | 9:00〜17:00 |
| 拝観料 | 無料 |

上川口屋【穴場】
鬼子母神の境内にある、小さな駄菓子屋さんです。
創業は1781年。日本最古の駄菓子屋と言われています。
おばあちゃんが一人で営業していて、10円〜50円の駄菓子が並ぶ昭和の世界。子どもの頃を思い出す、なんとも懐かしい空間です。
鬼子母神に行ったら、ぜひ立ち寄ってみてください。

武芳稲荷神社【穴場】
鬼子母神の境内にある、小さな稲荷神社です。
朱色の鳥居がずらっと連なっていて、写真映えするスポット。観光客はあまり知らない穴場です。

早稲田エリア
穴八幡宮
商売繁盛・金運向上で有名な神社です。
都電の終点・早稲田駅から徒歩すぐ。早稲田大学も近いので、学生街の雰囲気も楽しめます。
神田川の桜【春限定】
面影橋〜早稲田間の神田川沿いは、春になると桜のトンネルになります。
3月下旬〜4月上旬の短い期間だけ見られる絶景。都電の車窓から眺めるのもいいですし、川沿いを歩くのもおすすめです。

モデルコース3選
コース1:初めての都電満喫コース(4〜5時間)
都電沿線の定番スポットを効率よく巡るコースです。
10:00 三ノ輪橋駅スタート、1日乗車券購入
↓ 徒歩すぐ
10:15 ジョイフル三ノ輪商店街で食べ歩き
↓ 都電で移動
11:30 荒川遊園地前駅 → あらかわ遊園
↓ 都電で移動
14:00 鬼子母神前駅 → 鬼子母神堂、上川口屋
↓ 都電で移動
15:30 早稲田駅 → 穴八幡宮
↓ 都電で三ノ輪橋へ戻る
16:30 三ノ輪橋でゴール
ポイント
- 午前中にジョイフル三ノ輪で食べ歩きランチ
- あらかわ遊園は2時間程度でサクッと
- 鬼子母神は散策込みで1時間程度
コース2:子連れファミリーコース(5〜6時間)
小さなお子さん連れでも楽しめるコースです。
10:00 三ノ輪橋駅スタート、1日乗車券購入
↓ 都電で移動
10:30 荒川遊園地前駅 → あらかわ遊園(たっぷり3時間)
↓ 都電で移動
14:00 飛鳥山駅 → 飛鳥山公園、アスカルゴ
↓ 都電で移動
16:00 鬼子母神前駅 → 上川口屋で駄菓子
↓ 都電で移動
17:00 三ノ輪橋駅ゴール
ポイント
- あらかわ遊園でたっぷり遊ぶ
- アスカルゴは子どもに人気
- 上川口屋の駄菓子は子どもが喜ぶ
コース3:下町グルメ&散策コース(4〜5時間)
食べ歩きと散策をメインにしたコースです。
11:00 三ノ輪橋駅スタート、1日乗車券購入
↓ 徒歩すぐ
11:15 ジョイフル三ノ輪商店街で食べ歩きランチ
↓ 都電で移動
13:00 荒川車庫前駅 → 都電おもいで広場(土日祝のみ)
↓ 都電で移動
14:00 鬼子母神前駅 → 鬼子母神堂、参道散策
↓ 徒歩
15:00 上川口屋で駄菓子、武芳稲荷神社
↓ 都電で移動
16:00 三ノ輪橋駅に戻り、商店街で夕食の買い出し
ポイント
- ジョイフル三ノ輪と鬼子母神、2大おすすめスポットを巡る
- 都電おもいで広場は土日祝のみなので注意
- 夕方のジョイフル三ノ輪で総菜を買って帰るのもおすすめ
季節のおすすめ
| 季節 | おすすめ |
|---|---|
| 春(3〜4月) | 飛鳥山の桜、神田川の桜トンネル |
| 春〜初夏(5〜6月) | 沿線のバラ(三ノ輪橋、荒川車庫前周辺) |
| 秋(10〜11月) | 秋バラ、鬼子母神の大イチョウ |
| 通年 | ジョイフル三ノ輪、あらかわ遊園、鬼子母神 |
バラの季節(5月・10月)は特におすすめです。都電とバラを一緒に撮影できるのは、ここだけの風景ですよ。
まとめ:400円で楽しむ下町観光
都電荒川線の1日乗車券は400円。たった400円で、乗り降り自由の下町観光ができます。
特におすすめのスポット
- ジョイフル三ノ輪商店街:食べ歩きが楽しい昔ながらの商店街
- 鬼子母神:樹齢700年の大イチョウと日本最古の駄菓子屋
- あらかわ遊園:都内一リーズナブルな遊園地
観光地化されていない、本物の下町を体験できるのが都電沿線の魅力です。
次の週末、1日乗車券を片手に、レトロな路面電車で下町散歩を楽しんでみてください。
※掲載情報は2025年現在のものです。営業時間・料金は変更になる場合があるため、訪問前にご確認ください。

