「今年の夏祭り、どこに行く?」「浅草は混みすぎるし、神田祭は2年に1回だし…」
そんな悩みを抱えているなら、荒川区の祭りはいかがでしょうか。江戸時代から続く伝統的な神輿渡御から、都電沿線を彩るバラ祭りまで、年間を通じて多彩なイベントが開催されています。
しかも、ほとんどが入場無料。混雑も少なく、地元の人たちと一緒に本物の祭り文化を体験できます。2025年の荒川区イベントカレンダーを完全ガイドします。
お祭り・イベントカレンダー
素盞雄神社 節分祭

開催日時 | 2025年2月3日(日)15:00・15:30・16:00・16:30 |
場所 | 素盞雄神社(南千住6-60-1) |
入場料 | 無料 |
アクセス | JR・東京メトロ「南千住」徒歩8分 |
第15回あらかわバラの市(5月17日)

開催日時 | 2025年5月17日(土)9:30〜15:00 |
場所 | 町屋駅前周辺 |
入場料 | 無料 |
アクセス | 東京メトロ千代田線「町屋」駅前 |
都電荒川線沿線に咲き誇る13,000株のバラ。その苗を特別価格で購入できる年に一度のチャンスです。
お得情報
- 6号鉢:900円(通常1,200円)
- 5号鉢:600円(通常800円)
- ミニバラ:300円(通常400円)
都電一日乗車券(400円)を使えば、沿線のバラスポットも巡れます。
あらかわRose Weeks(5月9日〜24日)
デジタルスタンプラリーで区内のバラスポットを巡り、先着100名にミニバラをプレゼント。春の荒川区を満喫する2週間です。
素盞雄神社天王祭(6月2日〜8日)
日程 | 6月2日(月)宵宮祭 6月3日(火)例大祭 6月7日(土)・8日(日)氏子まつり |
場所 | 素盞雄神社(南千住6-60-1) |
見どころ | 二天棒の神輿振り(都内でも珍しい) |
アクセス | JR・東京メトロ「南千住」徒歩8分 |
795年創建の古社で行われる伝統の祭り。特に「二天棒」と呼ばれる独特の神輿の担ぎ方は必見。神輿を激しく振る「神輿振り」は、他では見られない迫力です。
撮影ポイント
- コツ通りでの神輿渡御
- 境内の提灯群
- 神輿振りの瞬間
尾久八幡神社例大祭(8月第1土日)
開催日 | 2025年8月2日(土)・3日(日) |
場所 | 尾久八幡神社(西尾久3-7-3) |
特徴 | 4年に一度の神幸祭(本祭) |
アクセス | 都電荒川線「宮ノ前」下車すぐ |
4年に一度の本祭では、馬・山車・神輿の行列が圧巻。本社神輿が山車に載って巡行する様子は、江戸時代の祭礼を彷彿とさせます。
日暮里繊維街夏祭り(8月1日・2日)
ふらっとにっぽりで開催される子ども向けの夏祭り。縁日気分で楽しめる、ファミリーにおすすめのイベントです。
諏方神社 例大祭
開催日 | 8月23日(土)~24日(日) |
場所 | 諏方神社(西日暮里3-4-8) |
アクセス | JR「西日暮里駅」徒歩3分 |
大太鼓 盆踊り大会
開催日 | 9月6日(土)18:00~21:00 |
場所 | 南千住野球場(南千住六丁目45番5号) |
入場料 | 無料 |
アクセス | JR・東京メトロ「南千住」徒歩12分 |
都電荒川線沿線秋バラ観賞(10月中旬〜11月上旬)

見頃 | 10月中旬〜11月上旬 |
規模 | 140種13,000株 |
主要スポット | 三ノ輪橋、町屋駅前、荒川二丁目 |
おすすめ | 都電一日乗車券(400円) |
春とは違う深みのある色合いの秋バラ。朝の光に照らされるバラと都電のコラボレーションは、絶好の撮影スポットです。
撮影のコツ
- 早朝(7:00〜9:00)が人が少なくおすすめ
- 町屋駅前:都電とバラの定番構図
- 三ノ輪橋:レトロな終点駅の風情
祭り参加の基本マナー
- 神輿の進路を妨げない
神輿が通る時は道を譲りましょう。 - 撮影は節度を持って
フラッシュは控え、神事の妨げにならないよう配慮を。 - ゴミは持ち帰る
屋台で買った物のゴミは必ず持ち帰りましょう。 - 地元の人への配慮
住宅地では騒がず、マナーを守って楽しみましょう。
アクセス情報
主要駅からのルート
出発地 | ルート | 所要時間 |
東京駅 | JR京浜東北線→日暮里 | 約12分 |
新宿駅 | JR山手線→日暮里 | 約20分 |
上野駅 | JR常磐線→南千住 | 約5分 |
便利な1日券
- 都電一日乗車券:400円(3回乗れば元が取れる)
- 東京メトロ24時間券:800円(メトロ全線乗り放題)
持ち物チェックリスト
祭り参加の必需品
- 現金(屋台は現金のみが多い)
- ハンカチ・タオル
- ゴミ袋
- カメラ(スマホ)
- 歩きやすい靴
まとめ:荒川区で体験する本物の祭り文化
有名な祭りの混雑や商業化を避けて、地元の人たちと一緒に楽しむ本物の祭り。それが荒川区の魅力です。
江戸時代から続く神輿渡御の迫力、都電とバラが織りなす風景、そして下町の人情。すべてがほぼ無料で体験できます。
2025年は、観光地化されていない本物の東京の祭りを体験してみませんか。きっと、ガイドブックには載っていない感動が待っているはずです。