荒川区の祭り・イベント年間ガイド2025|地元で楽しむ本物の祭り

東京都荒川区は、下町情緒あふれる街並みと都電荒川線が走る魅力的な地域です。一年を通じて様々な祭りやイベントが開催され、地域の文化と伝統を今に伝えています。2025年の荒川区で開催される主要な祭りとイベントをご紹介します。

目次

春の風物詩

素盞雄神社 節分祭

項目詳細
開催日時2025年2月3日(月)
場所素盞雄神社(荒川区南千住6-60-1)
アクセスJR常磐線・東京メトロ日比谷線・つくばエクスプレス「南千住駅」から徒歩8分

荒川区最大の氏子区域を持つ素盞雄神社で行われる節分祭は、地域の伝統行事として親しまれています。邪気を払い福を呼び込む大切な行事として、豆まきなどの伝統的な節分行事が執り行われます。

第15回あらかわバラの市

項目詳細
開催日時2025年5月17日(土)9時30分~15時 ※荒天中止
場所町屋駅前周辺
アクセス京成本線・東京メトロ千代田線「町屋駅」から徒歩1分

都電荒川線沿線に咲き誇る約140種13,000株のバラの見頃に合わせて開催される荒川区の初夏の風物詩です。バラの鉢植え・切りバラ・バラと都電の関連商品・園芸資材の販売のほか、バラの育て方講習会、サクソフォンカルテット演奏会等が楽しめます。バラ愛好家はもちろん、家族連れにも人気のイベントです。

あらかわRoseWeeks

項目詳細
開催時期5月中旬(詳細未定)
場所荒川区内各所
アクセス各イベント会場により異なる

期間中は区内各所でバラに関するさまざまなイベントを実施する特別期間です。「あらかわバラの市」と連動して、スタンプラリーや関連イベントが区内各地で行われ、バラの街・荒川区を満喫できます。

初夏から夏の祭典

素盞雄神社天王祭

項目詳細
開催日時2025年6月2日(月)宵宮祭
6月3日(火)例大祭(除災招福 郷土繁栄祈願)
6月7日(土)・8日(日)氏子まつり
場所素盞雄神社(荒川区南千住6-60-1)
アクセスJR常磐線・東京メトロ日比谷線・つくばエクスプレス「南千住駅」から徒歩8分

荒川区最大の祭りとして知られる天王祭は、夏に流行する疫病を振り祓う悪疫退散・除災招福・郷土繁栄を願う祭禮です。神輿の担ぎ棒は2本のみの「二天棒(にてんぼう)」で担ぎ、屋根の鳳凰が地面につくほど神輿を左右へ倒して激しく振る「神輿振り(みこしぶり)」は、大変荒々しく、かつ勇壮・荘厳な情景として多くの観客を魅了します。

日暮里繊維街夏祭り in ふらっとにっぽり

項目詳細
開催日時2025年8月1日(金)・2日(土)各日10時~15時
場所ふらっとにっぽり1階・2階(荒川区立日暮里地域活性化施設)
アクセスJR「日暮里駅」・「三河島駅」から徒歩8分

日暮里繊維街ならではの夏祭りイベントです。にっぽりん釣り(にっぽりんグッズ)、ヨーヨー釣り(ハンドメイド小物)、ひもくじ(日暮里繊維街オリジナル商品)、ストラックアウト(お菓子)など、布の街ならではの楽しいゲームが用意されています。おおむね未就学児から小学校低学年を対象とした、家族連れに人気のイベントです。

尾久八幡神社例大祭

項目詳細
開催日時2025年8月1日(金)宵宮
8月2日(土)例大祭
場所尾久八幡神社(荒川区西尾久3-7-3)
アクセス都電荒川線「宮ノ前駅」から徒歩1分

地域の人々に「はちまんさま」として親しまれている神社の例大祭です。2025年は陰祭の年となるため、本社神輿は飾り付けのみとなりますが、各町会による神輿渡御は行われます。子ども達に人気の屋台は8月2日(土)・3日(日)に出店予定です。

諏方神社 例大祭

項目詳細
開催日時2025年8月23日(土)・24日(日)
場所諏方神社(東京都荒川区西日暮里3-4-8)
アクセスJR山手線・東京メトロ千代田線「西日暮里駅」から徒歩3分

西日暮里・谷中の鎮守として地域に親しまれている諏方神社の例大祭です。都心に近い立地ながら、伝統的な祭りの雰囲気を味わうことができます。日暮里駅北口から境内まで多くの露店が立ち並び、賑わいを見せます。

夏の終わりを彩る大イベント

大太鼓盆踊り大会

項目詳細
開催日時2025年9月6日(土)18時~21時
※小雨時は9月7日(日)に順延、盆踊りは20時45分まで
場所南千住野球場(東京都荒川区南千住6-45-5)
アクセスJR常磐線・東京メトロ日比谷線・つくばエクスプレス「南千住駅」から徒歩15分
東京メトロ日比谷線「三ノ輪駅」から徒歩10分

荒川区大太鼓連盟による迫力満点の太鼓演奏に合わせて、地域の皆さんが集まり、やぐらを囲んで盆踊りを楽しみます。荒川区の夏を締めくくる大切なイベントとして、多くの人々が参加し、地域の絆を深めています。提灯の灯りが夜空に映える幻想的な雰囲気も魅力です。

秋のバラ観賞

都電荒川線沿線秋バラ観賞

項目詳細
観賞時期10月中旬から11月上旬
場所都電荒川線沿線(荒川区内約4km)
おすすめスポット「荒川遊園地前停留場」から「荒川車庫前停留場」までの区間
「三ノ輪橋停留場」「町屋駅前停留場」の周辺

区内の沿線約4キロメートルに植栽されたバラは、5月上旬から5月下旬と10月中旬から11月上旬の年2回見頃を迎えます。秋バラは春バラとは異なる深い色合いと豊かな香りが楽しめます。レトロな都電と色とりどりのバラの組み合わせは写真映えも抜群で、多くの観光客や写真愛好家が訪れます。

祭りを楽しむためのポイント

交通アクセス

荒川区は都電荒川線、JR常磐線、東京メトロ日比谷線・千代田線、つくばエクスプレスなど、複数の路線が利用できるため、都心からのアクセスも良好です。特に都電荒川線は区内の主要な祭り会場を結んでおり、移動に便利です。

見どころ

各祭りには独自の特色があります。素盞雄神社の勇壮な「神輿振り」、都電とバラが織りなす美しい風景、大太鼓の迫力ある演奏など、荒川区ならではの魅力を存分に味わえます。

注意事項

  • イベントの詳細や天候による変更については、各主催者の公式サイトや荒川区公式サイトで最新情報をご確認ください。
  • 混雑が予想されるイベントでは、公共交通機関のご利用をお勧めします。
  • 夏季のイベントでは熱中症対策をお忘れなく。

まとめ

荒川区の祭りやイベントは、春の節分から秋のバラ観賞まで、一年を通じて地域の文化と自然の美しさを楽しむことができます。都電荒川線という貴重な交通手段と共に、下町の情緒あふれる風景の中で開催されるこれらのイベントは、東京の新たな魅力を発見できる絶好の機会です。

2025年も荒川区の豊かな文化に触れ、地域の人々との温かい交流を楽しんでみてはいかがでしょうか。きっと忘れられない思い出になることでしょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次