荒川区モノづくり見学・体験スポットガイド

職人の街・荒川区には、区が正式に認定した32箇所のモノづくり見学・体験スポットがあります。伝統工芸から現代の製造技術まで、実際に職人さんの技を間近で見て、自分の手で作品を作れる貴重な場所ばかり。今回は、特に体験が充実している施設を中心に、私が実際に訪れて感動したスポットをご紹介します。

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荒川区が「モノづくりの街」として認定施設を設けた理由

荒川区は古くから隅田川沿いを中心に町工場が集積し、「モノづくりのまち」として発展してきました。現在も全事業所のうち約20%が製造業で、この割合は東京23区内でも第2位。この貴重な技術と文化を次世代に伝えるため、荒川区では「モノづくり見学・体験スポット」として正式に認定し、冊子やホームページで紹介しています。職人さんたちも快く見学や体験を受け入れてくれて、荒川区全体でモノづくりの魅力を発信しているんです。

おすすめ体験スポット【伝統工芸編】

泪橋大嶋屋(南千住)- 江戸手描提灯の文字入れ体験

大正2年創業、なんと110年以上続く老舗提灯店。東京都指定伝統工芸品「江戸手描提灯」の技術を体験できます。歌舞伎の舞台で使われる提灯も手がける本格派の職人さんが、丁寧に文字の書き方を教えてくれます。体験では、実際の提灯に1~2文字程度の文字を筆で入れることができます。「寿」や「祭」、自分の名前の一文字など、好きな文字を選んで挑戦。墨の香りと筆の感触、そして江戸文字特有の力強い筆致を体感できます。3,500円という手頃な価格で、本物の職人技術に触れられるのは貴重な機会。完成した提灯は持ち帰ることができるので、お部屋のインテリアとしても素敵ですよ。

  • 体験内容:提灯への文字入れ(1~2文字程度)
  • 体験料金:3,500円
  • 所要時間:30分~60分
  • 住所:東京都荒川区南千住2-29-6
  • 電話:03-3801-4757
  • 要予約
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